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参宮ぜんざい

小豆は、古来よりその赤い色から魔除け・厄除けとして邪気を払う力があると信じられ、節句や祝い事に小豆ご飯や小豆料理を食べるようになったといいます。そして正月にぜんざいを食べる風習には「新年の厄払い」の意味があるとされ、鏡餅とならび正月行事の神聖な料理 となりました。さて、「ぜんざい」とは元々、仏が弟子を褒めた言葉「善き哉な(よきかな)」が転じたもの。室町時代の禅宗の高僧、一休和尚もあまりの美味しさに「善哉(ぜんざい)!」と叫んだのだとか。「参宮ぜんざい」は、小豆の品種に香りの良い「雅」を用いた自家製餡。甘味にもこだわった雅味は、まさに善哉!!